2019年07月04日
CCSとはどの様な技術ですか。
CCSは、「Carbon dioxide Capture and Storage」の頭文字をとったもので、日本語では「二酸化炭素(CO2)回収貯留」といいます。二酸化炭素を資源として利用するUtilizationの「U」を加えて、CCUS (Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage)と呼ぶこともあります。
CO2を大量に排出する施設(発電所や工場など)から排出されるガスを大気に放散する前に、その中からCO2だけを分離回収し、地中深くの安定した地層に圧入し、長期間にわたってCO2を貯留することができる技術です。
地球温暖化の原因とされるCO2の排出を大幅に抑制することができる技術であり、世界的にも、省エネルギー、再生可能エネルギーなどとともに、地球温暖化対策に貢献していくことが期待されています。