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2013年11月22日
苫小牧地点におけるCCS大規模実証試験:調査井「苫小牧CCS-1」改修工事についてのお知らせ
平成25年11月22日
日本CCS調査株式会社
日本CCS調査株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石井正一)は、苫小牧地点におけるCCS(二酸化炭素の回収・貯留)大規模実証試験の一環として、調査井「苫小牧CCS-1」の観測井への改修工事を実施します。
本工事は、経済産業省からの委託事業、「平成24年度二酸化炭素削減技術実証試験事業(国庫債務負担行為に係るもの)」における工事です。
○工事概要
1.作業概要
地下に圧入されるCO2が安全に貯留されているかを確認するためには、その挙動の観測が不可欠です。本工事では2010年に掘削した調査井「苫小牧CCS-1」を滝ノ上層を対象とした観測井に改修します。調査井「苫小牧CCS-1」は掘削深度3,700mの坑井ですが、掘削作業終了時に坑内数か所をセメントで塞いでいます。今回の工事では、これらのセメントを取り除いた後、坑井内に仕上げ流体(塩水)を入れ、将来の観測機器の設置に備えます。
尚、観測井に変更された「苫小牧CCS-1」には2014年を目処に、貯留層における温度と圧力ならびに坑井周辺の微小振動と自然地震を観測するための機器を坑内に設置し、観測を開始します。
2.作業場所
苫小牧市汐見町地先 土砂処分場内
3.作業予定期間
2013年11月25日~2014年2月末(予定)
(気象状況や作業の進捗状況により、工事期間を変更する場合があります)
4.報道関係者への現場見学会
12月下旬に報道関係者への現場見学会を開催する予定で、詳細は追ってご連絡いたします。
○会社概要
名 称: 日本CCS調査株式会社
事業内容: CCS技術の事業化調査及び研究開発諸業務、実証試験
代表取締役社長: 石井 正一
所在地: 東京都千代田区丸の内一丁目7番12号
U R L:https://www.japanccs.com/
資本金:2億4,250万円
設立日:平成20年5月26日
株 主: 電力、石油元売り、エンジニアリング、総合商社、石油開発、鉄鋼、ガス、化学など35社
以 上
【報道関係者からのお問い合わせ】
日本CCS調査株式会社
広報渉外部 広報渉外グループ
担当:金森、斎藤
TEL:03-6268-7610 FAX:03-6268-7385